ペンを額に

霜月のブログ。当ブログは記事に大いに作品のネタバレを含みます。合わない方はバックしてください。

先王

先王の気持ちになってみたんだけどさ。。。

なんでワルディフリードが殺された時点で第一王子を捕らえなかったのかな?最早だれもグルトリスハイトを持っていない状態なんだから、ツェントとして殺人犯は捕らえるべきじゃない?第一王子がグルトリスハイトを探し回っている(=持ってない)というのは有名だったみたいだし。

もしかしてワルディフリードが殺されたと同時にツェントも殺された?

それなら、あの混迷期も一応の説明はつくか。。。

つまりツェント、ワルディフリードが弑された瞬間から第一王子と第三王子の戦いになってしまった。
それは王子たちの後ろ盾となる母や妻の出身領地同士の戦いという、裁定者がいない泥沼の戦いとなった。

どの王子がツェントに立ったところで、「あいつはグルトリスハイトを持っていない!正当なツェントではない!」と敵側は声をあげる。
だから政争は長引いたし、最後の一人になるまで止まらなかった。
(最後の一人になっても「グルトリスハイトを持たぬ偽りの王よ!」とか言われてテロ起こされてるから、政争が終わったとも言い難いのかな?)


だってさぁ、ツェントが生きていたら「第一王子処刑、第一王子の母親・第四王子は連座で白の塔。第三王子を次期ツェントに」って話になるよね?
あそこまで泥沼にならないと思うのよ。。。