ペンを額に

霜月のブログ。当ブログは記事に大いに作品のネタバレを含みます。合わない方はバックしてください。

相性とかいろいろ

三四郎とカイのセックスの相性がいいのは、体というより中身な気がする。

イシスのときは三四郎より凱が好みだといっていた

つまりカイの野生的な部分(本能?ドМ脳?ドS?)は凱のような人物が好き(扱いやすい)ということ。

でもカイは「三四郎とは体の相性がいい」とも言っていた

考えるに、体プラス体以外の快感が得られているということなのかなーと、


征服欲=精神的な快感みたいなさ、、、

ああでも、それだとイシスも感じてるか・・・

相手を自在にコントロールする。

でも!簡単すぎて快感少ないのかも

征服する度合が違うのかな。




三四郎がカイをルナンとして見ていない(理解していない)ことが深く関わっているのかな。


原点に戻って、カイがなぜ三四郎に興味を惹かれたのかに戻ってみる。(うろ覚え・・・)

・自身の魔力に揺らがない(ルナンとして見ない・魅力を感じていない)

・バイザーを透かす

・ハチャメチャな解決方法(良いときと悪いときがある。カイの思いつかない方法)

・高い技術力

・生き延びる努力、傭兵としての実力

・独特な緊張緩和方法(感情のありかた)

・自己肯定

・計画遂行能力

などなど



「感情」と「能力(知能・技能)」と「意志」というキーワードにもいろいろと思うところがある。

カイ(イシス)はルナンで「感情」優先の生活をしていた

カイは「感情」を排除する生活を送るようになる(実際無理な話。完璧には出来ない。)

「感情」によって「意志」が左右されないように自分を確立しようと努力する。
(性が絡まない事柄は「意志」優先に実行しようとしている。が、性に関しては感情を優先してしまうケースもある。)

「能力(知能)」は「意志」を貫くための手段。



三四郎は普段は「感情」=「意志」=「能力」の人物だけれど、任務につけば見事に「感情」と「意志」を切り離す。

それはカイの到達できていない人物像に近いのかも。(普段の三四郎はカイが眉を顰めるほど感情論の人間なんだけどね;)

カイは三四郎のそういう部分に憧れと不安を抱いていてそう

だから、三四郎とのセックスにプラスαの快感がついてくる、みたいな。



カイにとって、セックスは相手を征服する行為じゃないのかな(抱かれる側でもね)

そこに慈しみはないような気がする・・・

三四郎は肌でそれを感じ取ってる?

アレ?よっぽど三四郎の方がカイを慈しんでるんじゃないの?カデンツァ4の問題のシーンとか特に。