ペンを額に

霜月のブログ。当ブログは記事に大いに作品のネタバレを含みます。合わない方はバックしてください。

ヴィルとジギ

二人って、規模が違う同種って感じです?

ジギ(次期王→アウブ)
ヴィル(次期領主→ギーベ)

ホントならロゼマが領主の器、ロゼマがツェント(メス書所持)なのに自分を配偶者ポジに置くのではなく、ロゼマが配偶者ポジ。(追記:エーレンフェスト首脳陣がロゼマをアウブにしないように動いていたためヴィルに関しては、まぁ、しょうがないんだけどさ)

ロゼマが思うように動かない。とても困っている。

自分の地位を安定させるためのロゼマ嫁入りなのに文句たらたら。

本棚を好きにして良いと言っただけ、ヴィルのほうがマシ。




ジギが元王族であることを笠に着て……ってよく本文に出てくるけど、アレって多分ジギは何もしてないんだろうね;
前と同じように普通に接してるだけ。けどジギの身分が下がったのだから前と同じ言動ではダメだということ。
王族のときと同じ行動をしても、現実アウブでしかないジギは「威張り腐っている」と捉えられるようになる。という話。



ここでヴィルとジギが同種である心配がくるんです。。。
ヴィルも意識改革なしで、領主候補生の時のような言動をとればたちまち他のギーベから嫌われるということ。
(霜月はヴィルは領主候補生のままギーベになるのではなく、上級貴族に落ちてギーベだと思ってます)

ジギに元王族の威光があるように、ヴィルにも元領主一族の威光があります。
みんな、表向きは笑顔で対応するかもしれませんが、内心では不満たらたらでしょうし、ヴィルはただでさえライゼガング系に嫌われているので、そういう言動には気を付けて欲しい(>_<)


しかも、本当に可哀想なのは子供なんですよ。
ジギスヴァルトもヴィルフリートも子供を持ちます。
その子は生まれたとき(洗礼式)からコリンツダウムの領主候補生・エーレンフェストの上級貴族なのに、父親が王子・領主候補生のような態度のままって地獄じゃないですか?