ペンを額に

霜月のブログ。当ブログは記事に大いに作品のネタバレを含みます。合わない方はバックしてください。

世界観

本好きは絵本のようなフワフワとした雰囲気を随所に感じさせながら、
その裏でバッサバッサと大量の人が死んでいるんです。

こわいいいいいい

中央の粛清って字面だけでは漠然としすぎてて全然イメージ出来てなかったんですけど、
貴族院の上級貴族の司書が死にそうになるほど魔石に魔力込めてたのとか読むと、途端現実味が出てきて
「そっか”粛清”って大量に人々が処刑されたことなのか」って遅すぎる理解をする

そもそも王族の政争があり(多くの人が死んだ)
第5王子が王に決まったことで、大規模な粛清(多くの人が死んだ)
そして、孤児院の窮状に繋がる(多くの孤児が間引かれたか餓死した)
ベーゼヴァンスの処刑
ハッセでの処刑
領地内の不穏分子の粛清
ゲオルギーネとの闘いで各地で死者多数
ランツェナーヴェ人なんてほぼ全滅でしょうし
女神の介入で殺しが出来なくなっても魔力電池としての生しかない人々


私が知ってるのはこれだけですが、
もっとひっそりと大量の人間が死んでいると思います。。。

そういえばイマヌエルがどうなったとか私知りませんよ。。。
えっ怖い。。。
女神の化身に「気持ち悪い」認定されてた彼がまともに生きているとは思えないんですが(きっとハルハルが拷も・・・)
やっぱりフェルディナンドに目隠しされている部分が多すぎて、陰惨な部分は把握できてない感じがする
ローゼマインにその配慮は必須だけど、私は暗い話とか大好きだからその部分こそ読みたいんだよねw
むしろジェルヴァージオの記憶を覗いたエグランティーヌ様の話だとか
その後すべての生を魔力電池として生きるジェルヴァージオの怨嗟だとか
でも彼、自害(餓死)しそうだよね。。。
これ以上ユルゲンシュミットに搾取されてなるものかって(涙)