ペンを額に

霜月のブログ。当ブログは記事に大いに作品のネタバレを含みます。合わない方はバックしてください。

刺客(笑)

あちらこちらで気軽く女性と付き合い別れる三四郎には、
本人が知らずとも彼の遺伝子をもった子供が多くいた。

実を結び重くなった果実が枝から離れるように、
ある時期からポツリポツリと三四郎のもとに刺客もとい自身の子供が現れるようになる。
最初は相手と話をしたり、攻撃に応戦していた三四郎であったが、相手の人数が増えていくにつれ自分の不利を悟る。

とうとう身の危険を感じた三四郎は、一時避難のために月に戻ろうとする。
しかし、三四郎の入国はカイによって拒否されてしまう。
 
「なんで月行きのチケットが取れないんだ!!」
モニター越しに喚く三四郎にカイは侮蔑の表情で返す。
「文字通り、お前が蒔いた"タネ"だろう。お前自身の問題で月の治安を悪化させることは私が許さない。大人しく煮るなり焼くなりされることだな」

三四郎の言葉を待たずにカイは通信を切る。
そして、また一悶着起こりそうだと頭を抱えるのであった。




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でも、カイは内心楽しんでますw
さんしろーがどうやって子供たちを落ち着かせるのか私は分からない☆
そもそも、みんながみんな三四郎を殺しにくる訳ではないのでね。
単に父親に会いたかったり、一緒に生活しようと提案してきたり、認知を迫ってきたり(笑)
もちろん殺意を持って会いにくる子も数人……


それぞれは小さく対処できることだけど、一斉に降りかかると気力がもたないってやつ。三四郎~がんばれ~\(^-^)/