ペンを額に

霜月のブログ。当ブログは記事に大いに作品のネタバレを含みます。合わない方はバックしてください。

悲しみ

一緒に悲しむという行為は愛を感じやすい。

そこで思ったのは、もし藍君が軍人として死んでしまって

そこで大いに悲しむカイと、感情の揺れがあまりない(自分ほど悲しんだり、苦しんだりしてない)三四郎

一緒に悲しむことができない現実はさらにカイを悲しませる。

ショックと怒りで普通ではないカイはそんな三四郎を許さないのではないかな。


悲しみを憎しみに変えるという、よくある人間の感情変換パターンですが、

三四郎に対して結構ひどいことも言っちゃったり…

まぁ、そんなことで傷つく三四郎でもないんですがね(笑)



余談ですが、アルシノエの死におそらくイシス以上に悲しんでいたドレイク。その感情をじかに感じ取れるイシスがドレイクに愛情を感じてしまうのはいたって普通のことだと思う。
それに、他人がいかに人の死に薄情か知りたくなくても分かってしまうエムパスならなおさら。