ペンを額に

霜月のブログ。当ブログは記事に大いに作品のネタバレを含みます。合わない方はバックしてください。

彼女とは ①

ローゼマインの夢の世界では身分が分かたれていないと聞いたときは驚いたが、なるほど、彼女の行動を見れば本当のことであるのは事実なのだろう。

彼女の前では、身分に関わらず様々な者が救われていた。

時には、たいして得にもならなそうな相手まで救っていたが、彼女にとっては孤児だろうが王子だろうが大した違いはなかったのだ。

それを言葉ではなく、実感として私が理解してきたのはつい最近のことである。