ペンを額に

霜月のブログ。当ブログは記事に大いに作品のネタバレを含みます。合わない方はバックしてください。

脅し

「星結びが終わったら名捧げ石の返却を受けるって言いましたよね!?」
「それなのだがローゼマイン、君が高みに上がったら私はユルゲンシュミットを滅ぼしかねない」
「えっ!?」
「ユルゲンシュミットを守るためにも、君は自分の死とともに私を連れて行ったほうが良いと思う」
「そんな……」
「ユルゲンシュミットが砂となり、消え去っても良いと言うのなら返却に反対はしないが……」
「ユルゲンシュミットが滅ぶのは困ります!」
「ハァ、では仕方ないので君が持っていなさい」


丸め込まれたローゼマインは後日冷静になり、こう叫んだ
「フェルディナンド様がユルゲンシュミットを滅ぼさないという選択肢はないのですかー!?」