ペンを額に

霜月のブログ。当ブログは記事に大いに作品のネタバレを含みます。合わない方はバックしてください。

泣ける

フェルディナンドはずっと他者からの「家族・特別・一番」を求めていたんじゃないかな~なんて考える。

フェルにとっては父だけが重要
父の愛したエーレンフェスト
父の跡継ぎで長男のジルヴェスター

結局フェルディナンドは父に褒めて貰いたかっただけである。(別に非難してるわけじゃない)
フェルディナンドは無欲にみえるかもしれないが、最初から自分の欲求に素直に生きていただけだ。
父親の望むように生きて、必要とされて、信頼されて、褒められて、愛されたい。
フェルディナンドにとって一番恐ろしいことは父に疎まれることだったと思うから。
父の死後も欲求は変わらず。
エーレンフェストとジルヴェスターをひたすら守る・・・

でも前アウブ・エーレンフェストもジルヴェスターも結局はフェルディナンドを一番大事にはしてくれない・・・
フェルディナンドも薄々分かっていた事実である。
それでも、彼には大事に思えるものがそれしか無かったのだ。