ペンを額に

霜月のブログ。当ブログは記事に大いに作品のネタバレを含みます。合わない方はバックしてください。

違う話もあった

沖さんがpixivにあげてるカイが聖職者で三四郎が魔獣みたいなイラスト見たことありますか!?
(カイは魔導士で三四郎は野獣だったんですね;ごめんなさい。その設定忘れますw)


もう素敵過ぎて何回見直したことか!!

カイの腰がヤバい!!!エロいいいいいい
お顔も麗しい・・・

あの毅然とした表情、、、が苦悶に歪んで喘ぐ様が目に浮かぶ(*^^*)きゃあ

ファンタジーなんてごっつストライクですからストーリーを考えたこともある。


何番煎じという感じだけど、こんなんです。




聖職者(エクソシストでもいいです)が悪魔に対抗するには結界や護符、聖武器、祝呪(←呪文)がある。

しかし最も効率よく悪魔を殲滅させる方法はもう一つあった。

それは「魔獣」と呼ばれる魔に連なるものを使役し、矛と盾としての役割を与え自分はそのバックアップにまわることで殲滅の精度を上げるという戦い方だ。


もともと「魔獣」とは悪魔よりの存在なのだが、組織的な悪魔と違い「魔獣」は単独で行動し自らの欲を満たすための行動をしている。そのため「魔獣」により魅力的な見返りを提案できれば悪魔と戦わせることも可能なのだ。


「魔獣」はグリモアで呼び出すのが一般的である。


「魔獣」と聖職者との間に了解が得られたとき一匹と一人は「血の契り」を交わす。
それは「魔獣」と聖職者の絆を深くするためのものであり、「魔獣」が聖職者に逆らえなくするためのものでもある。「魔獣」は己の欲のためにその契りを甘んじて受ける。


「血の契り」「血で縛る」「血を分ける」いろいろな呼び方がある。



カイはずば抜けて優秀な聖職者だった。いつも用意周到で気を抜かず、綿密に計画された戦いで確実に悪魔を葬り去っていた。

しかしカイは「魔獣」を一匹も使役していなかった。そのことで周りは心配したがカイは悪魔を葬り去ることを一度も失敗することはなかった。そのことが彼の評判をあげ、また彼を疎ましく思う人間を増やした。


カイ曰く「魔獣など使わなくても悪魔を殲滅出来るのですから、使役する必要性はないでしょう。それに、魔獣に力を削がれるなどもってのほかです。」



確かに魔獣を使役するのにデメリットがないわけではない。それは戦いで魔獣が大きな傷を負えば聖職者自身の力も削がれることだ。だが、それを補って余りあるほど魔獣がもたらすメリットのほうが大きい。

それはカイ自身も分かっていた。彼はただ魔獣などどう悪魔と違うのかと考え、そんなものに自分の血を与えたくないだけであった。


――――血を分ける?悪魔と家族にでもなれというのか。気持ち悪い……










こんな感じ。

魔獣三四郎とはある洞窟で会うのですが、まだまだ道のりは遠い。





カイは他の聖職者と二人で悪魔退治に出かけるのです。それでそのペアの相手っていうのがカイのことを良く思っていないんですよね。それでカイは仲間であるはずのその聖職者に裏切られて窮地に追いやられるわけです。カイが悪魔に殺されれば一石二鳥とか思っているそのバカに「こんな下らないことをしている場合ではないのが分からないのか!?」とカイが静かに怒ります。
まあ、そのバカは悪魔に殺され素早く退場。
悪魔は次にカイに向かってきます。ペアに計画をぐちゃぐちゃにされ成す術がない。唯一力になりそうな聖武器の短剣を構えます。しかし、勝機がないのは明らか。悪魔に背を向けることはプライドが許さずギッと睨みつけ戦うことを覚悟します。




あーもう疲れた。


結果的にいうとカイと三四郎は「血の契り」をしない、不完全な協力関係を結びます。

カイは魔獣なんかに血を与えるのが嫌だし、三四郎も血なんかで縛られるのは御免です。

ただ三四郎がタダでカイに協力なんかしません。報酬は「カイの体」です。(BL〜〜〜♪)

カイになぜと聞かれたとき三四郎は下らない理由を言います。が本当は、仲間に裏切られ勝機が無いのが明らかなのに短剣を構え悪魔を本気で殺そうと睨みつけるその表情に惚れたからです。(三四郎もあのときあの場所にいたんですね〜)




協力関係を結んだからといってカイは三四郎を呼び出すことはありません。これまで通り淡々と一人で悪魔を退治していきます。カイは三四郎に助けられること・助けた報酬に体を許すことを屈辱に思っています。屈辱に思えば思うほど、エッチは燃えるんですけどねv


後払いであったエッチがだんだんと前払いになっていくのも時間の問題さ♪


でも三四郎三四郎。エッチが前払いになったからってカイを全面的に助けるようなことはしません。三四郎はカイが死ぬ寸前にならないと動きません。理由はいろいろとあります。