ペンを額に

霜月のブログ。当ブログは記事に大いに作品のネタバレを含みます。合わない方はバックしてください。

筆頭側仕え

ああ~
ジル様は勘違いしてたのかも。
母親(ヴェロ)が自分にリヒャルダという筆頭側仕えを付けたように、ヴィルフリートにもヴィルフリートのための筆頭側仕えを付けてくれてるだろう、と。
でもヴェローニカにしてみればジルヴェスターは傀儡として失敗作だったわけで、同じ筆頭側仕えを付けるとまた同じことになりかねない。リヒャルダは駄目だと。
ジル様の、息子にはリヒャルダつけたくないな~って気持ちと、ヴェロの今度こそ本物の傀儡を作り上げる!という気持ちが重なって
ヴィルフリートの筆頭側仕えがオズヴァルトに。
ヴェローニカからすれば、リヒャルダとオズヴァルトは全く異なった技術を持つ筆頭側仕えだけど、
ジルヴェスターからすれば、リヒャルダとオズヴァルトは母親が愛する子供に付けた同じような筆頭側仕えだと思ってる。

だから母上に任せれば大丈夫。自分と同じように育つ。と言ったのか。
ヴェローニカの意図を全く知らないから。




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頭の中でね、ジル様を叱ったのよww
「自分と同じように育つ!?!?筆頭側仕えが違くてどうして同じように育つのよ!!!!」

「調味料が違うんだから、違う料理が出来上がるに決まってんでしょ!?!?」

「そもそも、貴族(領主候補生)の教育は筆頭側仕えの仕事!なんで”母上”に任せていればっていう言葉が出てくんのよ……!ヴェローニカが教育するわけでもあるまいに!」と。

そこで、ハタと気づいたんですね。
ジル様にとって、母親が選んだ筆頭側仕えという意味において、リヒャルダとオズヴァルトって同じ存在なのではないか?と。
だから同じように育つって言ったんじゃないかって。
ガクブルですよ。
そっかー
ジル様はリヒャルダもオズヴァルトも味噌だと思ってたんですよ。
そりゃ、同じような味になるって言うよね。。。
でもね、オズヴァルトは砂糖なんです。。。