ペンを額に

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『ポーラの戴冠式』 茅田砂胡 感想

懐かしい~~~~~~
デルフィニア戦記」!

昔ね、泣きながら読んだんだよ(;^ω^)
涙の理由はお腹が空いたからw

だってね~、
めちゃくちゃ面白くて読書を中断したくなかったの!
で、どんどん読んでいくうちに、どんどんお腹が空いてww

しかも18巻もあって終わらない!

「ううううう、お腹空いたよ~><」
「でも、やめ時が分からない!!」

結局、泣いたときに本を置いて食事をした気がするwwww
それくらい読ませるパワーのある本だったんです、デル戦は。

今回の外伝
リィ、ルゥ、シェラがデルフィニアに戻ってきての数日間のお話を短編集でまとめたもの

バルロはロザモンドと、ナシアスはラティーナと、イヴンはシャーミアンと、そしてウォルはポーラと結婚した本編(ポーラは身分的には愛妾で結婚式はしてないけど・・・)
大団円で迎えた先には当たり前のように彼らの子供たちがいて、幸せだな~と思いました
子供たちの名前を聞いて「そうそう、こんな名前だった~。でも聞いたら分かるけど、自分では思い出せないな。」と思いましたw
それにタンガ王家の王子、姫まで出てくるから、もう、だめ~~~~_(:3」∠)_
そういえばオルテス王とリリア妃の子供は??
私の記憶違いかな、出てきたって感じしないけど

表題の「ポーラの戴冠式」を読んでの感想
銀製の手鏡を毎日自分で磨いてるシーン、結構好きだった
自分がマメな性格ではないので、実際にこういうことが出来る女性がいたら素敵だな、と思う。

花冠、押し花にしちゃったんだ~と爆笑した
自分的には「美女と野獣」の薔薇みたいに、(プリザーブドフラワー的な感じで)永遠に残るものだと思ってたから
ええええええ、押し花にしたのwwwwwww
とショックだった
神秘的な感じでそのまま王宮に残ってたら良かったのに(*´ω`*)

ポーラは愛妾だから結婚式というものをしてないんです
だから「公然の秘密」のような結婚式が執り行われました
しかも、ちゃんと外国の王族もご招待されてて本格的

(本編でも一応王妃が王の愛妾をみんなに紹介するという形でポーラの身分を保証したんですけどねぇ;)

まぁ、それだけ身分の違いが色濃い世界観ということなんでしょうね・・・

タンガの王様って凄く運が良いと思うんだ
ウォル並みに幸運の星もってるよねw

え~~~と、フェルナンにはビーパスの長女が嫁ぐことになってるってことで良いのかな?いいよね
あああ、デルフィニアは安泰じゃ~~~~(誰w)

素敵な外伝でした