ペンを額に

霜月のブログ。当ブログは記事に大いに作品のネタバレを含みます。合わない方はバックしてください。

ふたつの歪んだ真珠

陶が他者に怒りや憎悪をぶつけたのはある意味(本人にとって)健康的かもしれない

カイが憎悪をぶつけたのはイシスだけど、イシスは自分なわけで

イシスもカイのことを嫌ってはいたけれど、バロックパールの最後ではカイを受け入れた

それによって、ファントムペインではカイはイシスに対して「傷はあると思うことにした」とか「イシスはどんなだった?」とかイシスを少しずつ肯定していくようになった

カイが陶を受け入れようと思ったのは、イシスがカイを受け入れてくれたからこそ、今の(昔よりは大分ましになった)自分がいたからなのかな、と思いました