これは小説
うん、タイトルからしてエロいんだけどさ・・・内容も凄かったよwちるちるのBLアワードBLCD部門で唯一気になったものをcheck!(耽美な絵だったからね!)
清澗寺シリーズというらしい。(清澗寺の澗は日じゃなくて月)
私が視聴したのはシリーズの4と7番目だけ。
清澗寺の三人兄弟の父親のお話。
どうも清澗寺は近親婚を繰り返していたらしく清澗寺冬貴(三人兄弟の父)の父親は戸籍上の祖父という。
清澗寺冬貴は近親婚を繰り返してきたなかの最後の子どもで、ゆえに退廃的で腐臭漂う一族の血がもっとも濃く現れてしまっている人なんです。
ちなみに三人兄弟は冬貴と一族外の女性との子どもなので、清澗寺は冬貴で終わりではないですが血という意味において冬貴は清澗寺の因習から生まれた最後の一人なのです。
遊佐さんが攻めの伏見義康、神谷さんが受けの清澗寺冬貴を演じます。
神谷さんの「無垢」と「妖艶」の演技が半端なかった!!
ある場面でいきなり「無垢」から「妖艶」になったときは落差の激しさに「え・・・だ、だれ?」って伏見と同じく動揺したし怖かった。
冬貴といえばエロ。エロなくしては語れない。
下手なBLCDだとエロシーンで笑っちゃうこともあってそれはそれで物語ぶち壊しで大変なのだけど、
こっちは違う意味で大変!
何回エロあるんだよってぐらい多いんだけど、飽きないし、聞き惚れちゃう。
こんな作品ってあんまりない。
物語はなぁ、なんか極端な両片思いって感じ?
愛しているのは自分だけ。報われることはない、それでいい。の攻め
相手が一番欲しがってる愛ってなんなの。傍にいられればそれでいいのに。の受け
もう仄暗い甘さ
まぁ、ここに行きつくまでが面白いというか、醍醐味というか。
てか、絶対冬貴の愛のほうが重いと思うんですけど!
義康はこの体が朽ちるまで愛する、みたいなこと言ったけどさぁ
冬貴は「心」っていったよ!!死んでもなお義康を想い続けるって意味だよきっとww
重ェ!!愛が重いよォ!!
蓋を開ければ相思相愛。なんでこんなにかかったんだwといわせるぐらい欝々と物語は進む。
最後は義康がやっと冬貴のことを理解できてお互い苦しんでいたのがバカになるくらい激甘カポーに。
あああ、もう甘い甘い。2はさらにパワーアップ!
神谷さん、一体あなたは何人の腐を殺せば気が済むのか・・・
正直三兄弟には興味ないので私の清澗寺シリーズはこの二本だけで終わりそうです。
(青の軌跡との比較→結論「個人的には青の軌跡の原作がやっぱ一番」)
青の軌跡のBLCDは全然エロくない。雰囲気エロというかw
なのでBLCDのエロさでいったら青よりも清澗寺なのだけど、
物語としては清澗寺よりも青のほうが断然面白いなーと私は感じた。
なんだろうな、清澗寺の義冬はもうラブラブじゃん?もう行きつくとこまでいってる感じ。
冬貴が無垢で妖艶で可愛くて残酷で美しくて凄く好きなキャラなんだけど、義康は?って聞かれるとなんか義康どうでもいいみたいな・・・ww
義康のキャラがあまり好きじゃないの。なんかテンプレ攻めみたいな。嫉妬で家族売っちゃうし。なんなのコイツ。
魔性の冬貴は破滅をもたらす・・・
むしろ家族売るぐらいで済んでる義康あっぱれと言うべきなのかなw(困惑)
もちろん冬貴とのことで悩んだり苦しむところは切なくさせるんだけどさ、なんだろうか・・・
一言でいうとキャラに「惹かれ」なかった。
なんか義康以外でも良かったんjy(自重)
冬貴が義康を好きになったのってなんで?とか思っちゃって。
冬貴の「待っていた」は義康を?それともあの雪のなか来る人間を?
また義康を好きになったのは初めて外の世界で出会ったこと、それが引き金なのか、手を温めてくれたからなのか・・・
もともと天啓で既に相手は義康だと決まってた?運命(さだめ)というやつですかいww?
ちょっと謎。巫女の成せる技過ぎるww
受けが攻めにゾッコンで、攻めが受けを溺愛・・・
しかし、微妙にずれあう。
ずれあいながらも重なり合う。
なんだろう、この先の無さ。
なんだこのJUNE感。
苦しくて、甘くて、切なくて、美しい。
まさに純愛って感じ。
ドキドキ、ワクワクというよりはしっとりと優しい物語。
青の軌跡は全然甘くないので久々に癒されました。