時戻りから戻ってきたローゼマインは恋心を自覚する。
考えたら即行動！のローゼマインはその思いを伝えるべく「プロポーズ大作戦」を実行する――！！
供給の間にて二人きりになった瞬間を狙い、跪くロゼマ
「私と結婚してください！」
パカッと小箱を開けば中には黄金に輝く指輪が・・・！
「！？」
いきなり何が始まったのかと硬直するフェルディナンド
ローゼマインは前世の知識と今世の知識を総動員して結婚指輪を作っていたのだ
「・・・これは、一体何なのだ」
「かくかくしかじかで・・・」
指輪を手に取るフェルディナンドの耳は赤い。
よく見ると指輪の内側には青い魔石がついていた。
「コホン、では君の指輪は私が作ろう」
「いえ、もう作ってあります」
「なぜ！？」
「一緒のタイミングでつけ始めたかったですから」
「・・・では一日待っていなさい」
二人の恋愛道はまだ始まったばかり――☆
